2018/08/31

中学受験 「赤本・過去問はいつから、どう取り組むか。」1



過去問の演習は、いつから?、どう取り組むのか?、について、

中学受験を控えたお子さんをお持ちのご家庭では、悩んでいる方も多いと思います。

我が家でも、同様でしたが、ご参考にしていただければ幸いです。

過去問演習は受験勉強。


過去問演習は演習であり、

学力を上げるためではないという方(特に塾では)もおられるようですが、


これは紛れもなく受験勉強です。

勿論、演習の意味もあるのですが、それで終わっては取り組んだ時間があまりにももった

いないです。

丁寧に復習することによって、合格する確率は高まります。

入試本番で出題傾向が変わったり、出題する先生が変わったりすることがあったとし

も、すべての教科で一新することは考えにくいです。


事実、うちの子のケースでも、算数で、数字は違っていても、同じような解き方をする問

題が出ていました。

その他の教科も、問題レベル、形式とも、ほぼ変わりませんでした。

直前期に、冬期講習を受講したり、新たな問題集をやって焦るよりいいですし、よっぽど

力がつきます。

手に入る過去問はさかのぼってすべて入手する。


受験年に発売される過去問は、通常5~6年分が収録されていますが、アマゾン、ヤフオク

メルカリなどでその前の5~6年分を中古本で探し、入手します。

自宅のご近所の古本屋に置いてあれば、ラッキーです。

塾に通っている方は、塾にある場合があるので、聞いてみて、あれば、全部コピーさせて

もらうと良いと思います。

志望校の今年版が6年分であれば、6年前の中古本を、5年分であれば5年前の中古本で

す。

合わせて約10年分の過去問が手に入ることになります。

過去問は1年で絶版になるようで、中古ですと人気校の場合、数が少ないので、プレミアム

価格になってしまう可能性もあります。

受験校が決まっているのであれば、早めの購入をおすすめします。

あまりにも、法外な値段であれば、その前後の年で手を打ってもよいかと思います。

「声の教育社と東京学参のどちらがいいか?」と迷う方が多いようですが、

結論から言えば、「どちらでもいい」かと・・。

解答、解説はどちらも不親切ですし、解説が「?」と思うものもあります(←個人的感

想)。

ここでは、1年分でも多く入手しておくことに集中することをおすすめします。

過去問はいつからか?


過去問は、夏休みが明けたらとか、直前2ヶ月前とか3ヶ月前とか、杓子定規にいう方もお

られますが、ひととおりの勉強が終わっていないとあまり意味がないかと・・。

また、6年生の2学期は学校行事も多く、受験勉強に使える時間は限られます。

過去問は、丁寧にやるのであれば、10年分で2ヶ月はかかります。

受験校が多ければさらにかかります、

さらに、塾や講習のある方、ない方等、個々人で事情が異なりますので、各々での詳細な

逆算が必要です。

我が家の場合は、3校分を10月から始めました。

12月上旬には終わりましたので、再度のやり直しや復習する時間もあり、ちょうど良かっ

たです。

P.S.

直近の入試問題は、四谷大塚など大手塾や志望校のホームページからでダウンロードでき

る場合や学校によっては、冊子を用意しているところもあります。

無料ですし、解答用紙も本番仕様で、より本番に近い演習になりますので、ここからも入

手しておくのもおすすめです。

以上、中学受験 「赤本・過去問はいつから、どう取り組むか。」1・・という話題でした。