2018/09/26

不動産を早く、高く売る方法。NO1、「自宅を売却するまでの流れ」

不動産売買契約書の現物

急な転勤や住み替えなどで、

「購入した不動産を売却したい」場合、どうすれば少しでも早く、高く売却できるのか?

仲介不動産会社の案内や広告はよく目にしますが、

売却する当事者の声は少ないようです。

通常、一生に一度あるか、ないかの事なので少ないのは当然ですが、

私は既に、購入や売却を経験していますので、まとめておきたいと思います。


ただ、手順が煩雑になりがちなので、何回かに分けて整理してみます。

まず、売却の前提としての注意点ですが、


・誰に売ってもかまいません。

売却するのに不動産業者に仲介をお願いするのは任意です。

所有権を持ってる人が決めることですので、友人、知人、親戚などに直接売却することは

可能です。

また、この場合は、業者に支払う仲介手数料も発生しません。


・売却価格がローンの残債を下回ってはいけません。

言い換えると、売却した後にローンの残債が残ってはいけないとなります。

住宅購入の際に、銀行の融資を利用する方が大半だと思います。

頭金が多ければ多いほど、残債は少ないと思いますが、頭金なしでローンを組んだ場合

などは、比較的残債は多いのではないでしょうか?

その場合、売却でも可能ですが、売却価格のハードルは高くなります。

※お手持ちの現金で残債を埋めることができる(銀行の抵当権を抹消できる)場合には、問

題ありません。


・高く売りたいケースのみを考えます。

「売れるのであれば、いくらで売れてもいい」という場合は、仲介業者に頼べば、いくら

でも、喜んでやってくれます。

価格を「安く」すれば、比較的早く売却することは可能です。

今回は、できるだけ「高く」売りたいケースのみを考えたいと思います。



・不動産を売却するまでの流れ


自宅を売却するなんて、一生にそう何度もありませんので、つい仲介業者の言いなりにな

ってしまうことが多いのではないかと思います。

住宅ローンがあっても、所有権は登記簿に明記してあります。

一番強い権限があるのは所有者です。

仲介業者さんとは、うまくつきあうことが大事です。

うまくつきあうためには、持ち主が多少の知識をいれておく必要があります。

売却価格が百万円単位で残るお金が変わることもあるの、なおさらです。


1、販売戦略を立てる。

2、仲介を依頼する不動産会社を探す。

3、訪問査定を依頼する。

4、不動産会社と媒介契約を結ぶ。

5、不動産会社が物件を売り出す。

6、購入希望者と交渉する。

7、売買契約を結ぶ

売却まで流れは、以上のようになります。

私の経験したケースでは、築10年弱の物件で、

不動産会社が査定した価格の平均より、200万円~300万円高く売却できました。

「もう少し高くても良かったかな・・」なんて思うこともありますが、

欲を出せばキリがありません。概ね満足しています。

値下げは一度もなく、売り出してから2週間足らずで決まりました。

それそれの場面で、重要事項がありますので、次回以降、私の体験から紹介してみます。

以上、不動産を早く、高く売る方法。NO1、「自宅を売却するまでの流れ」・・という話題でした。