2018/09/22

中学受験「合格するための塾との付き合い方」~実体験から考える~ 1

子供が中学受験をするなら、塾は必須!?。

塾についても、これまでの親としての体験から整理しておこうと思います。



・受験の予定はなかった。



子供を始めて塾に入れたのは、小学3年生になる春。

当時、中学を受験する気は全くなく、地元の公立中学校に入れるつもりでした。

ただ、「勉強もスポーツもを疎かにせず、健康に育ってくれさえすれば」と塾に対して、


軽い気持ちでいました。

近所に名の知れた塾=Nができるというので無料の試験を受けてみたのですが、

結果は散々・・。

でも、なぜか入塾は可能とのことで、それがきっかけで入塾となりました。

今から考えれば非常に恥ずかしいことですが、

私はこの塾が中学受験の塾とは知らなかったのです。

妻もご近所のママ友から「中学受験するの?」とよく聞かれたそうで、返答に困っていた

そうです。



・何も変わらない。



国語と算数を受講し、分厚いテキスト、大量の宿題、定期的にある塾内模試に驚きまし

た。

そういうものなのだと割り切って、私は塾にお任せ、子供も何も言わず、何とかついてい

っていました。

入塾後、半年ほどして・・、成績の方はなにも変化がありません。

塾では、試験の結果次第で席順が変わりますが、大体いつも中くらい・・。

「何かおかしいのではないか?」と思い、

私がテキスト、宿題の内容、模試の問題、子供の解答などすべて確認していきました。

「うーん・・何も進歩がない・・」

ので、

塾の担当者の方と面談しました。

やさしそうで、非常に丁寧ですが、受験がまだ先のせいか、

「成績はそれほど悪くない。」

「難しくてみんな困っているが、頑張っている。」

「5年生、6年生になったら、また同じことを繰りかえす。」

という主旨でした。

全体的に言えば、私には「今はまだ十分理解できなくても良い」と言いたいように聞こえ

ました。

子供の質問については、マニュアルを読むように、「お任せ下さい」の1点ばり。

この言い様だったら、6年生の秋になった時、

「今の時期にこの成績なら、この学校は無理です。」

と、マニュアル通りに平気で言うのだろうと思いました。

私は、「これなら家でやった方がいいではないか」と感じていました。

塾には、もう少し、子供自身にアプローチする姿勢が欲しかったです。



・様子見の末



不満を持ちながらも、4年生のからは、算数だけの受講にして様子を見ていました。

成績は相変わらず・・。

子供に授業について聞いたものの、

あんなのできる人いるのかなあ

という返答。

理解はしているものの、自分の身になっていません。

塾からは、春期、夏期、冬期講習や模試の案内ばかり・・。

恥ずかしついでに言うと、これらの講習がレギュラー授業と別料金とも知らなかったで

す。

内部生は受講が必須。


うちの子はどう見ても普通の子。

すべて消化できる秀才ではない。

「この塾に合う子だけが行けばいい。」

迷いはありましたが、これ以上通塾させるのは無意味と判断し、秋くらいに、本人同意の

元、退塾させました。

このとき、塾から子供に初めて、「せっかく入ったのだから・・」とアプローチがあった

そうです。



・塾に求めるものは、システムより人。


私が高校や大学受験を経験し、また、母親ではなく、父親の視点だから、

理屈っぽいのかも知れませんが・・。


多くの大手塾は、システムを売っています。

システムとしては、非常に優れています。

だからこそ、一定の需要があり、最上位数%の生徒には有意義でしょう。

ただし、大半の生徒にとって、これは親が安心感を得るためのシステムです。

子供の学力を上げるシステムとは思えません。

「なんとかして欲しい・・」

「受験するなら、入っておかないと・・」

入塾が、受験勉強を教えるのが目的であれば、

うちでは、そのようなシステムは要りません。

大手塾=会社だから仕方がありませんが、あまりにも商売色が強すぎます。

子供を数字でしか見ていません。

私は親として、受験のためのシステムを買うためにお金を払うつもりにはなりません。

システムなら、国、文科省が作ったシステム=小学校にいます。

これから中学校という別のシステムに入るために、大手塾というシステムに入る・・。

所謂、「ダブルスクール」というでしょうか、私はこれが中学受験するをする小学生の子

にとっていい環境だとは思いません。

努力する子供に取っては、たまったものではありません。

また、成績について、何の責任も取らない。

(いい例が、合格者数は公表=広告するが、不合格者数は公表しない)

責任を取るのは経営責任。

彼らに悪気はないでしょうが、

親としては、「何かおかしい・・。」


努力する子供にとって「わからない」は、子供が悪いことではありません。

教える側の教え方が下手なのです。

子供に、わかりやすく勉強を教えることができるプロの人がいるなら教育をお願いしたい

思いますが、残念ながらそういう人はなかなかいらっしゃらないようです。

人がいないのなら、テキストを買って、それを家で自習して、自分の位置を知るために模

試を受けておくだけの方がはるかに効率的です。

集団授業であっても、1人1人の子供にしっかりと向き合う講師やスタッフにしてもらいた

いと思います。


通塾で子供の学力が上がらなかった事を、すべて塾の責任にするつもりはありません。

ただ、授業や講習、宿題も模試もこなしている子が、

「勉強が足りない」のでしょうか?


私が、高校や大学受験を経験していますので、

「どうして学力を上げるか」は、ある程度わかっているつもりです。

にもかかわらず、(中学受験をする気もなかったので)、実態を知らないまま、塾にすべて

お任せしてしまったのが、私の最大のミスだったと思います。

以上、中学受験「合格するための塾との付き合い方」~実体験から考える~ 1・・という話題でした。